ドナルド・トランプ米国大統領は8日(現地時間)、イランとの暫定休戦合意が事実上終了したと宣言し、これ以上イランと交渉する意思はないと明らかにした。

ドナルド・トランプ米大統領/聯合ニュース

ロイターによると、トランプ大統領はこの日、テュルキエの首都アンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に記者団と会い「私の考えでは(了解覚書は)終わった。私は彼らと相手をしたくない」と語った。

続いてマルク・リュッテNATO事務総長と同席した場で「彼らはくずだ。病んだ人々だ。病んだ人々が彼らを率いている」と述べ、「私から見れば彼らと相手をするのは時間の無駄でしかない」と非難した。

米国とイランは先月、パキスタンの仲介で了解覚書(MOU)を締結し、恒久的な平和協定を用意するための60日間の交渉に着手した。しかし最近カタールで行われた間接協議は目立った成果なく終わり、米軍は前日イランに対する追加空爆を実施した。これについてトランプ大統領は「われわれ(米国)はイランの指導者たちに『(ハメネイの)葬式でもやっていろ』と言ったが、彼らは代わりに油槽船にミサイルを発射した。だから米国も昨夜イランを強く打撃した」と理由を説明した。

米国はまた同日、ホルムズ海峡で油槽船3隻が発射体攻撃を受けたことを機に、イラン産原油の販売を認めていた一般許可も撤回した。

先に米財務省は了解覚書に基づき8月21日までイラン産原油と石油化学・石油製品の販売を認める一般許可を発給したが、これを撤回し、イラン側に関連取引を7月17日までに終了するよう求めた。

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