ドナルド・トランプ米国大統領が米国サッカー代表チーム選手フォラリン・バログンの出場停止再検討をジャンニ・インファンティーノ国際サッカー連盟(FIFA)会長に要請した事実をめぐり、批判が相次いでいる。

2018年8月28日、米国ホワイトハウスで国際サッカー連盟(FIFA)の会長ジャンニ・インファンティーノと会談した米大統領ドナルド・トランプがレッドカードを手にしている。/聯合ニュース

トランプ大統領は6日(現地時間)、米国ホワイトハウスで開かれた「トランプ貯蓄口座」発足行事で、インファンティーノFIFA会長と通話したのかという記者の質問に対し、その通りだと答えた。トランプ大統領は「バログンがレッドカードを受けた当時の状況は故意ではなかった」とし「再検討を要請しただけだ」と述べた。

2日、米国サンフランシスコ・ベイエリア・スタジアムで行われた米国とボスニア・ヘルツェゴビナの32強戦で、バログンは相手選手の足首を踏みレッドカードを受けた。しかし翌日、FIFAはバログンの1試合出場停止処分の執行を1年猶予すると通報した。

これに対し、米国と16強戦を前にしたベルギーだけでなく、欧州、さらに米国内でも批判が強い。

元サッカー審判のマクシム・プレヴォー・ベルギー副首相兼外相は政治媒体ポリティコを通じて「本当に電話1本でこの理解しがたい決定を導き出したのだとすれば、サッカーとスポーツの最も基本的な規則を毀損したことになる」と語った。

欧州サッカー連盟(UEFA)は「FIFAがレッドラインを越えた」と批判した。UEFAは「退場に伴う少なくとも1試合の自動出場停止は裁量で選択できず、管轄機関の決定も必要ない」とし「前例がなく、理解できず、正当化できない決定だ」と述べた。

アダム・キンジンガー元米国共和党下院議員は自身のエックス(X・旧ツイッター)に「FIFAでさえトランプ一族の腐敗に関与している」とし「米国が優勝するなら、公平であれ不公平であれ、もはやその記録には常にレッテルが付くことになる」と投稿した。

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