カタールの液化天然ガス(LNG)運搬船がホルムズ海峡を抜ける途中に被弾した。
ブルームバーグ通信は7日(現地時間)、事情に詳しい関係者を引用し、カタールのLNG運搬船「アル・レカヤト」がオマーン沿岸付近で発射体に命中したと伝えた。
危機管理企業EOSリスクグループは、オマーンのリマ東方約8海里(約15km)の海上で攻撃が発生し、その後に火災が起きたと明らかにした。EOSは今回の攻撃がドローンまたはミサイルによるものと推定した。
前に英海事貿易機構(UKMTO)もこの日「オマーンのリマから東へ8海里離れた海上で発生した事故の通報を受け付けた」と明らかにしたが、船名は公開しなかった。
被弾した船舶はカタール国営LNG海運会社ナキラトが所有・管理するものとされる。当時、船舶はトランスポンダー(位置送受信機)を切ったまま航行中だったと推定される。ブルームバーグはカタール側がこの件に対する論評要請に応じなかったと伝えた。
イランが先月米国と締結した覚書(MOU)を土台に最終合意に向けた60日の交渉を進めるなか今回の攻撃が発生し、米・イラン合意の履行に対する懸念も高まっている。
ブルームバーグは「今回の攻撃で船主らの懸念が高まる一方、当該水域での攻撃を中断するために米国とイランが結んだ合意も試練にさらされることになった」と伝えた。
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