右がドナルド・トランプ米大統領、左がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。昨年12月29日(現地時間)、米フロリダ州のマー・ア・ラゴ・リゾートで会い、挨拶を交わす。/ロイター聯合ニュース

ドナルド・トランプ米大統領とベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相が近く米国で会談し首脳会談を行うことで合意した。イラン戦争終結案をめぐり双方の不協和音が高まるなか、同盟を再整備できるか注目される。

AFP通信は3日(現地時間)、イスラエル首相府を引用し、トランプ大統領とネタニヤフ首相が米国で会い首脳会談を開くことにしたと報じた。

イスラエル首相府はこの日発表した声明で通話の事実を明らかにし、「ネタニヤフ首相は、米国は世界の自由の砦であり、イスラエルは両国の緊密な関係を非常に高く評価していると述べた」とし、「ネタニヤフ首相とトランプ大統領は近く米国で会うことで合意した」と示した。

あわせてネタニヤフ首相が米国の建国250周年記念日を祝うメッセージも伝えたと伝えた。

米国とイスラエルは先だって2月28日にイランを同時に空爆した。

長年の同盟である両国が、イランの核兵器開発プログラムの解体を目標にイランを共に攻撃したが、最近、イランとの戦争終結策をめぐって両者の不協和音が表れた。

今年11月の中間選挙を控えるトランプは、強まった米国内の反対世論により戦争を急いで終わらせようとしているが、ネタニヤフ首相は軍事作戦を止めていないためだ。

米国とイラン間の終戦交渉が盛んに進行していた先月初め、イスラエルは親イラン武装勢力ヒズボラを狙いレバノンを爆撃した。

トランプ大統領はネタニヤフ首相に電話をかけ、罵声を交えながら「一体何をしているのか」、 「狂っている」、 「恩を知らない」と怒鳴りつけたと伝えられた。

イスラエル内外では、ネタニヤフ首相が自身の不正腐敗裁判のために戦争を続けざるを得ないのではないかという疑いが説得力を得ている。

ヒズボラを標的にした戦争を止めれば、ネタニヤフ首相を首相に据えた連立政権が崩れ、実権とともに司法手続きが一気に進む可能性が大きい。

2日には米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が、米国とイランが4月に初の終戦交渉を行う前後に、イスラエルがイラン交渉団の指導部を暗殺しようとしたと報じた。当時この情報を入手した米国は、イスラエルに攻撃自制を要請する一方、イランに関連事実を知らせ、緊迫して対応したと伝えられた。

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