ドナルド・トランプ米国大統領は27日(現地時間)、移民取り締まりを統括する移民税関捜査局(ICE)の局長に、オクラホマ州警察出身のランス・シュロイヤーを指名した。
トランプ大統領はソーシャルメディア(SNS)トゥルースソーシャルを通じて「ランスはオクラホマで29年間、法執行業務に従事しており、殺人犯や強姦犯、麻薬密売犯のような不法滞在外国人を前例のない速度で収監・追放するのに必要な能力を備えた人物だ」と述べ、指名の事実を明らかにした。
続けて「上院はランスを直ちに承認すべきだ。これ以上遅らせてはならない」と訴えた。ICEは2017年以降、上院承認を受けた局長を出せず、この10年近く局長代行体制で運営されてきた。
シュロイヤー指名により、11月の中間選挙を控えたトランプ大統領が再び移民取り締まり強化に拍車をかけるとの見方が出ている。トランプ大統領は再登板後、超強硬な移民取り締まり政策を推進してきたが、今年ミネソタ州で取り締まりに反対していた米国人2人が捜査員の発砲で死亡した事件などを契機に反発世論が高まり、取り締まりの強度を一部調整してきた。
ICEはトッド・ライアンズ局長代行が先月末に辞任して以降、デービッド・ベントゥレラ局長代行体制で運営されてきた。シュロイヤーが上院承認を経て次期局長に就任すれば、強硬な移民取り締まりで世論の批判を受けるICEを率いることになるとAP通信は伝えた。
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