米軍が26日(以下現地時間)、イランによるホルムズ海峡での商船攻撃に対する報復として空爆に踏み切った。

10日、中東戦争後にホルムズ海峡に足止めされていた韓国船舶の中で初めて海峡を抜けたHMMの超大型原油運搬船「ユニバーサルウィナー」号が蔚山沖に接近している。/聯合ニュース

中東地域の米軍を管轄する中央軍はこの日、エックス(X・旧ツイッター)を通じて「ホルムズ海峡を通過していた商船を攻撃したイランに対し、強力な対応措置として空爆を実施した」と明らかにした。

これに先立ち米国とイランは14日に終戦交渉を妥結し、17日には「全ての戦線での軍事作戦を即時かつ恒久的に終了する」という内容の終戦了解覚書(MOU)を締結していた。

しかしイランが25日未明、ホルムズ海峡を通過していたシンガポール船籍のコンテナ船「エバーラブリー」をドローンで攻撃し、再び緊張が高まった。

ドナルド・トランプ米大統領は「明白に愚かな停戦合意違反だ」として強硬対応の可能性を示唆した。米中央軍も「商船に対するイランの不当な攻撃は明白な停戦違反だ」と述べた。

翌日、米軍機がイランのミサイルおよびドローンの保管場所と沿岸レーダー基地を攻撃した。終戦MOUが発効してから9日で軍事的衝突が再開されたことになる。

米国とイランは終戦MOU締結以降、イランの核計画や対イラン制裁解除などを巡って交渉を続けていた。ただ、イスラエルによるレバノンのヒズボラ攻撃に続き両国間で軍事的衝突が発生し、交渉は再び危機に直面する見通しだ。

この日、米軍がイランを空爆したのは「ホルムズ海峡の通航正常化」というトランプ大統領の対イランメッセージと受け止められる。

イラン革命防衛隊(IRGC)はイラン国営放送を通じて「米国政権もいつもそうであったように合意に違反した」とし、「革命防衛隊海軍が域内の米国テロリスト軍の基地数カ所を攻撃した」と明らかにした。

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