ミシェル・カン会長のクラブ持ち分取得を伝えたオランピック・リヨンのSNSアカウント。/SNS画面

フランスプロサッカーの伝統強豪であるオランピック・リヨンが、韓国系米国人事業家のミシェル・カンの手に渡る見通しだ。

オランピック・リヨンは24日、ホームページを通じて「カン会長がクラブを買収することで意思を固めた」と明らかにした。

クラブによると、リヨンの主要株主だったイーグル・ビッドコは、親会社である「イーグルフットボール・グループSA」の持ち株87.8%をカン会長に売却することにした。特にカン会長は、既存株主が主要債権者に負っていた負債を直接返済することを決め、独自の経営権を手にすることになった。

あわせて買収が完了し次第、取引資金を含め総額7,500万ユーロ(約1,320億ウォン)を会社に投入する予定である。このうち3,100万ユーロは手続きが終わり次第すぐに執行される。売却手続きがすべて終われば、リヨンは既存の枠組みから離れ、独立した「OLグループ」体制へ回帰し、カン会長とミハエル・ゲルリンガー編成本部長の体制は変わらず維持される。

一方で、カン会長が2024年初めに先に買収していた女子プロチーム(オランピック・リヨン・フェミニン)は、今回の買収と関係なく、これまでどおり別個に運営していく方針だ。

ただし今回の売却が最終確定するには、フランスサッカー連盟内部の財政監督機構(DNCG)から公式な許可を得る必要がある。さらに、リヨンが来季もフランス1部リーグ(リーグ・アン)の舞台を守ることが条件として付く。

2000年代初中盤にリーグ・アン7連覇という記録を打ち立てたリヨンは、2022年に米国人事業家ジョン・テクスターが率いるイーグルフットボール・グループに経営権が移って以降、放漫な資金管理で苦境に陥った。昨年は深刻な財政難のため2部リーグ降格の危機に追い込まれたが、カン会長が就任して再審過程を主導し、劇的に1部残留に成功した。

先にカン会長は、2022年に米国のワシントン・スピリットを買収したのを皮切りに、2023年に英国のロンドン・シティ・ライオネスとリヨン女子チームを相次いで買収した。2024年7月には世界初の女子サッカー専門マルチクラブ企業「キニスカ・スポーツ・インターナショナル」を設立した。資産家としての地位も盤石である。米経済メディアのフォーブスの調査によれば、カン会長の個人資産規模は約12億ドル(約1兆8,750億ウォン)水準と評価される。

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