イスラエルがイランとの終戦に関する了解覚書(MOU)を締結した後も、イラン寄りの武装組織ヒズボラが拠点を置くレバノン南部を攻撃し、5人が死亡した。停戦合意が発表されたが軍事衝突が続き、緊張が再び高まっている。
20日(現地時間)、ロイターとAFP通信などによると、レバノン国営通信社NNAは「イスラエルの戦闘機とドローンがこの日の朝までにレバノン南部の10カ所以上を空爆した」と伝えた。
イスラエルの攻撃はレバノン南部ナバティエ一帯に集中した。NNAは、アラブサリム村で3人が死亡し、デイルザフラニとドウェールの各村でそれぞれ1人が死亡したと伝えた。
先立って米当局者は、関係当事国の仲介の下で「イスラエルとヒズボラがレバノン現地時間19日午後4時から停戦に入ることで合意した」と述べていた。その後、イェヒエル・ライター駐米イスラエル大使もX(旧ツイッター)を通じて「ヒズボラが(停戦)合意を尊重し敵対行為を中止するならば、静けさに直面することになる」として条件付き停戦の意向を示した。
ただし停戦合意が発表された19日以降も現地の被害は続いている。レバノン保健省はイスラエルの空爆で47人が死亡したと明らかにした。同じ日にイスラエル軍は、自国軍人4人が戦闘中に死亡し、レバノンに150回以上の空爆を行い数十人のヒズボラ戦闘員を殺害したと伝えた。
一方、米国とイランはレバノンを含むすべての戦線での戦争を即時かつ恒久的に終結する内容のMOUで合意したが、イスラエルとヒズボラの交戦が続いており、第一次実務協議は延期された状態だ。
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