ドナルド・トランプ米国大統領がイランに向け、60日内に合意が成立しない場合は軍事作戦を再開し得るとし、その余波でホルムズ海峡の原油輸送が再び支障を来す可能性があると圧力をかけた。
19日(現地時間)アルジャジーラなどによると、トランプ大統領はこの日、米国ワシントンD.C.アンドルーズ統合基地でカタールから受けた新たな大統領専用機(エアフォースワン)を紹介する演説で、イランへの警告メッセージを発した。
トランプ大統領は「イランとの合意が60日以内に成立しなければならない」とし「そうでなければ我々はイランが気に入らないことをするだろう」と述べた。
さらに「もしそうなればホルムズ海峡の原油輸送が突然中断されるだろう」とし「数十億ドル級の船舶を持つ人々は頭上をミサイルが飛び交うのを好まず、海の至る所に機雷が敷設されるのも好まないからだ」と語った。
米国とイランが終戦に関する了解覚書(MOU)に署名したが、イスラエルとレバノンのヒズボラ間の衝突が激化し、最終交渉は開始前から難航している。実務協議も突如取り消され、双方の緊張感が再び高まる雰囲気だ。
こうした状況下でもドナルド・トランプ米国大統領は交渉妥結の可能性を強調した。トランプ大統領は「自分はそうはならないと見ている」とし、イランとの合意が終戦了解覚書(MOU)に明示された60日以内に成立するとの自信をのぞかせた。さらに「米国がイラン戦争で多くの勝利を収めた」とし「すべてを一掃した」と述べた。
一方、この日公開された新たな米国大統領専用機は、カタールが昨年トランプ大統領の中東歴訪当時に提供したボーイング747型機である。次世代専用機導入までの間、暫定的に運用される予定だ。