米国とイランの了解覚書(MOU)締結後、最終協議が難航するなか、19日(現地時間)に国際原油価格が上昇した。ただし週間では、従前のMOU締結の影響で原油価格が8%近く下落した。
同日、ICE先物取引所で8月渡しブレント原油先物の終値は1バレル=80.57ドルとなり、前日比0.9%上昇した。ただし、ブレント先物は反発にもかかわらず、1週間前と比べ依然として8%下落した水準を維持している。米国とイランのMOU締結でホルムズ海峡の航行が正常化されるとの期待が高まったためだ。
専門家は、湾岸地域に滞留していた8500万バレル超の原油が国際市場に流入すると見ている。今回の米・イラン合意には、後続協議の期間中、イラン産原油に対する米国の制裁を一部緩和する内容が含まれた影響だ。
プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン主任アナリストは「原油価格はまだ戦争以前の水準まで回復していないが、その方向に向かっているようだ」と述べ、「今後数日間で追加的な原油供給が入ってくると予想する」と見通した。
続けて「船舶の通航滞留は予想よりも速く解消され得る」と語った。
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