バラク・オバマ前米大統領が18日(現地時間)、米イリノイ州シカゴで開かれたバラク・オバマ大統領センター開館式で演説している。/AFP=聯合

バラク・オバマ前米大統領が、米国とイランの終戦に関する了解覚書(MOU)締結をめぐり「戦争以前の状態に戻ったように見えるか、むしろさらに悪化した可能性もある」と評価し、ドナルド・トランプ大統領の対イラン政策を批判した。

NBCニュースによると、オバマ前大統領は19日(現地時間)に放送されたインタビューで、米国とイランのMOU締結に対する見解を問う質問に「われわれは戦争を経験し、莫大な費用を支出し、軍にも大きな負担を負わせた」と述べ、「多くの人(米軍戦死者13人)が命を落とした」と語った。

オバマ前大統領は「停戦そのものは非常に歓迎すべきで、継続してほしい」としつつも、「結局のところ、戦争を始める前の状態に戻ったような感覚がある。ひょっとすると状況がやや悪化した可能性もある」と述べた。

またオバマ前大統領は在任時の2015年に締結されたイラン核合意(JCPOA・包括的共同行動計画)に言及し「当時イランは核兵器を開発しないことで合意した」と述べた。続けて「その後発足したトランプ1期政権が核合意から離脱し、その結果イランはより多くの核能力を確保するに至った」と語った。

これは、トランプ大統領がオバマ政権の代表的な外交成果とされるJCPOAを批判し、最近イランと締結したMOUを成果として強調していることに対し、正面から反駁したものと解釈される。

JCPOAは2015年に米国・英国・フランス・ドイツ・中国・ロシアと欧州連合(EU)、イランが締結した合意だ。イランが核プログラムを制限する代わりに、米国と国際社会の対イラン制裁を緩和する内容を盛り込んでいる。

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