イランの安全保障政策を決定する最高国家安全保障会議(SNSC)は18日(現地時間)、米国との終戦了解覚書(MOU)に基づき、今後60日間、ホルムズ海峡を通過する商船の通行料を全面免除すると明らかにした。

イラン国旗/AFP=聯合

イラン国営IRIB放送などによると、SNSCは声明を出し「MOU第5条に基づき、今後60日間、ホルムズ海峡の通過を申請する船舶にいかなる手数料も課さず、すべての費用はイラン・イスラム共和国政府が全額負担する」と述べた。

そのうえで「ホルムズ海峡の通過を希望する商船はペルシャ湾海峡庁(PGSA)を通じて事前に通行要請書を提出しなければならない」とし、「MOUの趣旨を生かし目標を迅速に達成するため、受理された通行要請は最優先で迅速に処理する方針だ」と説明した。

ただしSNSCは、航路周辺に依然として安全上のリスク要因が残っているとして、船舶に対し指針を厳格に順守するよう求めた。SNSCは「海難事故を防止し安全な通航を保証するには、当局が事前に告知した指定時間と経路を必ず厳守しなければならない」と述べた。

続けて「安全指針の順守状況に基づき、段階的に海峡内の通航規模を拡大していく計画だ」とし、機雷除去など海峡の安全確保に向けた他の措置も了解覚書の規定に従い段階的に講じるとした。

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