宇宙企業スペースXがナスダックに上場する日に、イーロン・マスクは「誰であっても月と火星、その先へ送る会社になりたい」という抱負を示した。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)などによると、12日(現地時間)マスクは米国テキサス州のスペースX本社スターべースで役職員の前で演説し、「スペースXが皆さんを月と火星、そして究極的にはその先まで連れていけることを望む」と述べた。
マスクは創業初期を振り返り「当初はスペースXが成功する確率を10%未満と見ていた」と語った。続けて「(カリフォルニア州)エルセグンドのある倉庫で始めた小さな会社が、いまや歴代最高の新規株式公開(IPO)を行うことになるとは信じがたい」と述べた。
マスクは続けて「私たちは人々に『どれだけ失敗しても挑戦はすべきだ。そうしなければ真の宇宙市民にはなれないからだ』と言い続けてきた」とし、「他にも宇宙航空企業はあったが、彼らはSF小説の物語を現実にする技術を追求しなかった」と述べた。
マスクは「スペースXはサイエンス・フィクション(SF)からフィクション(虚構)を除き、誰にとってもスリリングで刺激を与える未来を創造することが目標だ」としつつ、「一部の宇宙飛行士だけでなく、月に行きたい人、火星に行きたい人、すべてを連れていけることを望む」と語った。
通常、上場当日には主要経営陣がニューヨーク証券取引所を訪れ、取引開始を告げる「オープニングベル」を鳴らすのが伝統である。しかしマスクはこの日、ニューヨークではなくテキサス本社で社員と過ごした。ニューヨークにはグウィン・ショットウェル、スペースX社長が赴き、行事を進めた。
スペースXはこの日、ナスダックとナスダック・テキサスに上場し、実際の取引は同日中に行われる予定である。
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