欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ(UCL)で優勝したフランスのプロサッカークラブ、パリ・サンジェルマン(PSG)が31日(現地時間)、フランス・パリで大規模な歓迎行事を行った。エマニュエル・マクロン大統領は選手団をエリゼ宮に招いて祝意を示したが、優勝直後にフランス各地で発生した暴力事態については「容認できないことだ」と強く批判した。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領が31日、パリのエリゼ宮でUEFAチャンピオンズリーグを制したパリ・サンジェルマン(PSG)の選手団を出迎えた。PSGは前日、ハンガリー・ブダペストで行われた決勝でアーセナルを下し優勝した/EPA

フランスの日刊紙ル・モンドによると、マクロン大統領は選手団の精神力と結束力を優勝の原動力に挙げ、「フランス国民全員に大きな誇りをもたらした」と述べた。マクロン大統領はクラブのオーナーであるナセル・アル=ケライフィ会長にも「長期間にわたり信念を持って投資し、クラブを欧州の頂点へと導いた」として謝意を示した。続けて、来月開幕する北中米ワールドカップでもフランス代表がPSGの上昇基調を引き継ぐことを望むと語った。

ただしマクロン大統領は祝賀の演説に先立ち、前夜にフランス全土で起きた暴力事態を強く批判した。マクロン大統領は「パリや複数の都市で許容できない暴力が発生した」とし、「それはサッカーでもスポーツでもなく、われわれが愛する価値観からもかけ離れている」と述べた。続けて「関与者については断固として対処する」とし、「このような場面はこれ以上見たくない」と語った。

実際にPSGの優勝が確定した直後、フランス各地では車両放火や店舗略奪、警察との衝突が相次いだ。警察はパリと首都圏地域だけで592人を逮捕し、全国では780人を検挙した。この過程で警察・憲兵57人と市民219人が負傷したと集計された。

一方、PSGの選手団はこの日、パリ中心部のシャン・ド・マルス広場で約10万人のファンが見守る中、優勝トロフィーを掲げてパレードを行った。その後、ホームスタジアムのパルク・デ・プランスでは選手団が出席する中、複数のフランス人歌手によるコンサートが続いた。

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