アン・ギュベク国防部長官と米国のピート・ヘグセス国防長官が11日(現地時間)、米ワシントンDCのペンタゴンで開かれた韓米国防相会談に先立ち握手を交わしている。/国防部提供

ピート・ヘグセス米国国防省(戦争省)長官がイランに対する海上封鎖が維持されており、終戦交渉が決裂する場合には軍事介入を再開する準備ができていると30日(現地時間)明らかにした。

米国防省によると、ヘグセス長官はこの日シンガポールで開かれた第23回アジア安全保障会議(シャングリラ対話)を終えた後、現地の米国大使館で記者会見を開き、こう述べた。

ヘグセス長官は「封鎖作戦は鉄壁に維持されている」とし、会議期間に行われた二者会談で「ホルムズ海峡の問題は相当に頻繁に言及された」と語った。

続けて「ホルムズ海峡は開かれた海峡になる。全世界が自由に利用できる通行料のない海峡になる」とし「それが本来そうあるべき姿だ」と述べた。

イランの攻撃を受けた中東内の米軍基地から兵力を永久撤収する案が検討されているのかとの質問には「すべてトランプ大統領が決めることだ」とし「そのような決定は(イランとの終戦交渉の)最終結果に基づいて下される」と答えた。

そのうえで「現在われわれは必要な場合に(軍事的に)再び関与できるよう、態勢を維持し準備することに集中している」と明らかにした。

ヘグセス長官は台湾への武器売却問題に関連して「われわれは中国の野心を尊重する。中国が相当な軍備増強を進めてきた点を知っている」としつつも「台湾に対するわれわれの立場は変わっていない」と語った。

また「大統領が中国との歴史的な会談を終えた後に語ったことと同じだ」とし「われわれは太平洋と世界全体でこれまでになく強力な位置にある」と述べた。

前にトランプ大統領は米中首脳会談で習近平中国国家主席と台湾の武器売却問題を協議したと明らかにした。その後フォックスニュースとのインタビューで「追加の武器売却をまだ承認していない」とし「承認するかもしれないし、しないかもしれない」と語った。

ヘグセス長官は米国が豪州にバージニア級潜水艦を予定どおり供与するのかとの質問には「そうだと思う」と答えた。

米国はオーカス安全保障協定に従い、2032年から豪州にバージニア級原子力推進潜水艦3隻を販売する計画だ。ただし米国内では、豪州の原潜保有が中国の海軍力牽制に実質的な助けとならない可能性があるとの指摘も出ている。

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