米連邦準備制度(Fed・FRB)のリサ・クック理事が、物価上昇リスクは依然として大きいとして、必要な場合は追加利上げに踏み切る用意があると明らかにした。

27日(現地時間)、米カリフォルニア州スタンフォード大学で演説するリサ・クック米連邦準備制度理事。/聯合ニュース

27日(現地時間)、ブルームバーグ通信によると、クック理事はこの日スタンフォード大学の行事で「インフレが深刻化する懸念がある」とし、「予想していた物価鈍化の流れが適時に現れないなら、金利を引き上げる準備ができている」と述べた。

ただしクック理事は、当面は政策金利を据え置くのが適切だとの立場を維持した。今後数カ月以内にインフレ率が再び鈍化すると予想しているという。

一方でクック理事は、インフレがFRBの目標である2%を上回る水準で長期にわたり続く場合、物価上昇圧力が価格や賃金決定に固定化しかねないと懸念を示した。

米国の労働市場については全般的に安定的な状態だと評価しつつも、雇用鈍化の可能性など下方リスクは高まっていると診断した。

また、最近およそ1兆5000億ドル(2253兆ウォン)規模へと拡大した人工知能(AI)投資ブームが、半導体と先端装置の需要を刺激し、新たな物価上昇圧力として作用する可能性にも言及した。

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