米国政府はイランと進行中の終戦交渉について、おおむね肯定的な見通しをにじませた。25日(現地時間)、ロイターなど主要メディアの報道を総合すると、マルコ・ルビオ米国務長官はこの日インド訪問中にニューデリーで取材陣と会い「イランと良い合意を成し遂げるか、別の方式でその国家に対処する」と明らかにした。

ルビオ長官はこの場で「代案を探す前に、まずは外交的手段が成功し得るあらゆる機会を与える」と述べ、当面は武力行使より対話に重心を置いた。ルビオ長官はイランとホルムズ海峡の開放および期限を定めた核協議をめぐり「テーブル上にかなり確実な提案があり、われわれはそれを実現させることを望む」として楽観論を続けた。

米国務長官のルビオが2026年5月25日月曜日、インド・ニューデリーのインディラ・ガンディー国際空港で記者団に語った。/聯合ニュース

今回の交渉を分ける重大なヤマは、ホルムズ海峡の通行再開とイランのウラン廃棄問題だ。ロイターによると、米政府高官は、イランが米国による海上封鎖解除と引き換えに海峡を開き、高濃縮ウランを処分することで「原則的に合意した」と伝えた。しかしトランプ大統領は前日、トゥルースソーシャルを通じて「合意に到達し、これを認証し、署名するまで、ホルムズ海峡でのイラン船舶封鎖は全面維持される」と線を引いた。続けて「双方とも時間をかけて適切にやるべきだ」と促した。

先に23日、イランとの合意が間近だと示唆していたトランプ大統領が突如として慎重姿勢に戻った背景には、米国内の批判世論が作用したとみられる。トランプ大統領は自身への批判をめぐり「自分がイランと合意を結ぶなら、良くて適切な合意になる」とし「何も分かっていない敗者たちの言葉は聞くな」と一蹴した。米国とイランが妥協点を見いだすとの期待が高まり、この日、国際原油価格は約6%急落した。

前向きな気流にもかかわらず、双方が最終署名に至るまでには難関が少なくない。とりわけレバノンにおけるイスラエルとヒズボラ間の武力衝突、イランの凍結資金解除問題などをめぐって、双方の意見対立が続く可能性が大きい。ルビオ長官も差し迫った突破口の確保に対する期待感を下げ、「昨夜、あるいはもしかすると今日、何らかの知らせがあるかもしれないと思ったが、ここにあまり大きな意味を付与したくはない」と一歩引いた。

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