ドナルド・トランプ米国大統領が18日(現地時間)にイラン攻撃の保留を指示したと発表した後、安全保障チームを招集して対イラン軍事オプションに関するブリーフィングを受けたという報道が出た。
19日、米国オンラインメディアのアクシオスは複数の米当局者を引用し、トランプ大統領が前日の夕方に安保チーム会議を招集したと伝えた。会議では交渉の進捗状況とともに軍事オプションに関するブリーフィングも行われたとされる。
トランプ大統領が軍事オプションに関するブリーフィングを受けたことは、攻撃再開を真剣に検討していることを示唆するとアクシオスは評価した。
米当局者らは、トランプ大統領がこの日に予定されていた攻撃を保留すると発表した当時も、実際の最終攻撃決定は下されていなかったと明らかにした。
当初トランプ大統領はこの日に安保チーム会議を開き、イラン攻撃の是非を協議する見通しだった。しかしトランプ大統領は前日に「翌日に予定された攻撃を保留する」と発表した後、数時間で安保チーム会議を招集した。
会議にはJD・バンス副大統領、マルコ・ルビオ国務長官、ピート・ヘグセス国防長官、ダン・ケイン統合参謀本部議長、ジョン・ラトクリフ中央情報局(CIA)長官、スティーブ・ウィトコフ特使らが出席した。
トランプ大統領の攻撃保留決定には湾岸諸国首脳の懸念が一定程度影響したとされる。アクシオスは、トランプ大統領の決定に多くの米当局者が驚き、今後の対応方針をめぐって混乱を感じていると伝えた。
トランプ大統領は前日、自身のソーシャルメディア(SNS)トゥルース・ソーシャルを通じて「湾岸諸国の要請により、翌日に予定されていたイラン攻撃を保留するよう軍に指示した」と明らかにした。トランプ大統領はこの日、取材陣に対し攻撃決定の約1時間前に保留指示を出したと説明し、保留期間は2〜3日から翌週初めまでとなり得ると述べた。