米国とイランの終戦交渉が重大な岐路に立った。ドナルド・トランプ米国大統領が米国の終戦提案に対するイラン側の回答を受け入れられないとして全面拒否の方針を明らかにし、張りつめた緊張感が再び高まっている。両国がホルムズ海峡をめぐり物理的衝突を繰り返してきたなか、外交的妥結が頓挫する危機に直面した。

10日(現地時間)にロイターとAPなど主要メディアの報道を総合すると、トランプ大統領はこの日、自身のソーシャルメディアであるトゥルースソーシャルのアカウントを通じて、イランが送ってきた逆提案を断固として拒絶した。トランプ大統領は「たった今、イランのいわゆる『代表たち』が送ってきた回答を読んだ」とし、「気に入らない。完全に容認できない」と明らかにした。仲介国の役割を担ったパキスタンを通じてイランの立場を伝達されたが、これを公に批判し受け入れ不可能との立場を明確にした。

イランは終戦条件として米国に多方面にわたる譲歩を求めた。イランはレバノンを含むすべての戦線で戦争を恒久的に終息させるよう促した。あわせて、米国の海上封鎖の中止とイラン産原油の販売禁止をはじめとする対イラン制裁の解除を回答書に盛り込んだ。追加攻撃の中止に対する確実な保証も要求した。先に米国は、イラン核プログラムの縮小とホルムズ海峡の通航再開などを本格的に協議する前に、交戦を止めようと提案していた。

トランプ大統領がイラン側の回答を白紙化し、停戦延長と交渉再開の可否は不透明になった。ただ、直ちに武力衝突に回帰するよりも、圧力を通じた外交的解決の余地を残したとの分析が出ている。マイク・ウォルツ駐国連米国大使はこの日、米ABC放送に出演し「我々は敵対行為に戻る前に、可能な限りあらゆる機会を外交に与えている」と述べた。トランプ大統領は、イランが海峡開放と核プログラム縮小の合意を受け入れない場合、全面的な爆撃を再開すると警告してきた。イランの態度に変化がなければ、いつでも米国が軍事行動を再開し得るとの分析も提起されている。

米国のドナルド・トランプ大統領とその息子のエリック・トランプ(2R)が2026年5月9日、バージニア州スターリングのトランプ・ナショナル・ゴルフクラブで開かれたLIVゴルフ・バージニア2026トーナメントの最中に、ベルギーのトーマス・デトリーとあいさつを交わした。/聯合ニュース

交渉の行き詰まりが続くなか、中東では軍事的緊張感が一段と高まっている。カタールとアラブ首長国連邦(UAE)、クウェートの上空では、正体不明のドローンが相次いで探知されたり撃墜されたりした。UAEは領空に進入したドローン2機を迎撃した後、背後にイランがいると名指しした。イスラエルもイランへの強硬対応を求めた。ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相は米CBS放送のインタビューで、イラン国内の濃縮ウランを搬出し、代理勢力を解体すべきだとし、「まだやるべきことが残っているため、戦争は終わっていない」と強調した。

イランも決死抗戦を誓う雰囲気だ。イラン国営放送によると、消息を絶っていたモズタバ・ハメネイ・イラン最高指導者は軍指揮部と会い「作戦を続行し、敵に対して強力に対峙せよ」と指示した。マスード・ペゼシキアン・イラン大統領は「敵に決して屈服しない」とし、国益守護の意思を明言した。イラン軍当局は米軍特殊部隊の浸透に備え、ウラン貯蔵施設を保護する最高水準の警戒態勢を発令した。双方が妥協点を見いだせないなか、世界の原油の要衝であるホルムズ海峡の危機感は一段と強まる見通しだとロイターなどは見立てた。

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