ハンガリーで政権交代が事実上確定するなか、16年間にわたり長期支配を続けてきたビクトル・オルバン首相の側近と財界人が相次いで海外に流出しているとの外国メディア報道が出た。

ハンガリーのビクトル・オルバン首相が5月、ブダペストの議会で開かれた欧州連合(EU)議長会議に先立ち、開会演説を行うために登壇している。/AFP

28日(現地時間)の英フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、オルバンの側近は米国ニューヨークへ、財閥はアラブ首長国連邦(UAE)ドバイへと拠点を移し、「ポスト・オルバン」時代に備えた逃避の動きに加わっている。

今回の選挙で圧勝し次期首相が確実視されるペーテル・メジェル・ティサ党代表は最近、「複数の新興財閥(オリガルヒ)一族がすでにハンガリーを離れたか、離れる準備をしている」と明らかにした。メジェルはとりわけオルバンの娘婿と中枢スタッフを念頭に、「子どもを学校から退学させ、民間の警護要員を確保するなど本格的な亡命準備に入った」と伝えた。

メジェルはオルバン体制の中枢内部者だったが反オルバン陣営に転じた人物だ。その分だけ政権内部の資金の流れに通じているとの評価を受ける。メジェルは、アンタル・ローガン長官など政権実力者の周辺人物が海外に巨額を送金した状況をすでに把握したとされる。

腐敗疑惑の中心には、オルバンの経済ブレーンだったジョルジ・マトルチ前中央銀行総裁一族がいる。メジェル代表は、総裁の息子アダム・マトルチが過去10年間に中央銀行資金10億ユーロ(約1兆7000億ウォン)以上を流用したとの疑惑を提起した。アダムはすでに選挙前にドバイへ移住し、居住権を取得した状態だ。

オルバンの娘婿イシュトヴァン・ティボルツもすでに家族とともにニューヨークへ居を移したとFTは伝えた。ハンガリー最高の富豪でオルバンの長年の友人であるロリンツ・メサーロシもドバイへ移動する計画だとされる。一部の現地メディアは、メサーロシが企業資金を個人口座に移していると報じたが、公式には確認されていない。

今回の選挙でメジェル代表が率いるティサ党は、全199議席のうち141議席を獲得し、改憲可能ライン(3分の2)を大きく上回った。強力な立法権を手にしたメジェル代表は、政権獲得直後に汚職との戦いを宣言する計画だ。メジェルは「国家資産を流用した人物は誰であれ責任を負うべきだ」とし、大型の公共調達契約の再検討と反腐敗機関の強化を公言した。

また、UAEなどと犯罪人引き渡しの協議を進めてでも逃亡した人物を送還する意向だ。これは、汚職問題を理由にハンガリーへの資金支援を凍結してきた欧州連合(EU)から数十億ユーロの支援金を再び呼び戻すための高度な戦略でもある。現地政界関係者は「権力の庇護を受けてきた資本が真っ先に動くという事実は、オルバン体制の命運が尽きた最も確実なシグナルだ」と評価した。

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