米国政府は、終戦の条件としてホルムズ海峡を部分的に開放するというイランの提案に対し、明確に拒否の意向を示した。停滞に陥った停戦交渉をめぐりイランが国際水路の統制権を握ろうとすると、米国はこれを絶対に容認しないとして強硬な対立を予告した。

マルコ・ルビオ米国務長官。/聯合ニュース

28日(現地時間)タイムズ・オブ・イスラエルなど主要海外メディアの総合によると、マルコ・ルビオ米国務長官は27日、フォックスニュースに「イランのホルムズ海峡統制権の維持と核兵器保有を絶対に受け入れられない」と明らかにした。前日にイランは、海峡を開放して戦争を終える代わりに、核心争点である核プログラム協議は後回しにしようという妥協案をパキスタンを通じて米国に先に伝達した。

ルビオ長官は「イランの言う『海峡開放』が、自分たちの許可を取り通行料を払わなければ船を爆破するという類いなら、それは開放ではない」と線を引いた。続けて「当該水域は厳然たる国際水路だ」とし、「誰が水路を利用するかをイラン当局が決める体制が常態化するのを放置することはできない」と述べた。

キャロライン・レヴィット米大統領報道官も27日、ドナルド・トランプ米大統領が側近とイラン側の提案を議論したとしながらも、「これを検討中だとは言わない。ただ議論があるだけだ」と述べ、否定的な立場をにじませた。

イランのアッバース・アラグチ外相(左)がマスカットでオマーンのスルタン、ハイサム・ビン・タリクと会談する様子。/聯合ニュース

米国は、終戦交渉が膠着状態にある最大の理由がイラン政権内部の深刻な路線対立のためだとした。ルビオ長官は「イラン交渉団は何を提案し合意するかを自派勢力と激しい事前協議を経なければならないもどかしい状況だ」と指摘した。もっとも、相次ぐ軍事施設破壊と経済難のため、イランが合意の取りまとめ自体にはかなり真剣な姿勢を見せているとも評価した。一方でイラン軍部の中枢人物であるエブラヒム・アジジ国家安全保障委員長は27日、敵対国の船舶通過を強制的に阻止し、通行料を自国通貨のリアルで徴収する新法案を議会で準備中だとして、統制権死守の意志を曲げなかった。

両国の神経戦が長引くなか、西側同盟国の不満とグローバル経済の不安も急増している。フリードリヒ・メルツ独首相は27日、米代表団が成果なくパキスタンから撤収した状況について「イラン当局は米国をあからさまに嘲弄している」とし、出口戦略を見いだせない米政府を強く批判した。こうしたなか地政学的危機の高まりで国際原油価格は1バレル当たり100ドルの水準を突破し、2週間ぶりの高値を記録した。

危機感を抱いたキア・スターマー英首相は28日、緊急安全保障会議(コブラ)を開き、戦争の長期化がもたらす経済的波及をイングランド銀行の専門家とともに検討することにした。

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