ドナルド・トランプ米国大統領が自身を狙った銃撃事件直後に有名対談番組に出演し、事件の責任を民主党と主流メディアに転嫁した。番組進行役が銃撃犯の声明の一部を朗読すると、「あなたは恥知らず(disgrateful)な人間だ」と激昂する場面もあった。

CBS看板アンカーのノラ・オドネルが進行した今回のインタビューは銃撃事件の翌日である26日に放映された。トランプは20分余りの対談で、自身に向けられた政治暴力の原因を民主党のせいだと規定した。同時に今回の銃撃事件を新たなホワイトハウス宴会場(ボールルーム)建設の必要性を強調する機会として活用した。

26日、CBS「60 Minutes」に出演したドナルド・トランプ米大統領。/CBS

最大の衝突はオドネルが銃撃犯の声明の一部を読み上げる中で起きた。容疑者コール・トーマス・アレン(31)が事前に作成したとされるこの声明には、トランプ政権の官僚を標的に挙げた文言が含まれていた。同時にトランプを狙ったと解される「小児性愛者、強姦犯、反逆者」という表現が盛り込まれた。トランプはオドネル・アンカーがこの言葉を口にすると「あなたたちがそれを読むと思っていた。ひどい人間たちだ」と激怒した。続けて「自分は強姦犯ではない。誰も強姦していない。小児性愛者ではない」と否定したうえで、オドネルに向かって「あなたは恥知らずな人間だ」と述べた。

対談でトランプは、自身への脅威は自らの政治的地位に由来すると解釈した。なぜ多くの人が自分を狙うのかという質問に「人々は影響力のある大統領、何かを成す大統領を狙う」と答えた。トランプはホワイトハウスのブリーフィングで言及していたエイブラハム・リンカーンやウィリアム・マッキンリーなど暗殺された前任大統領たちに触れ、自身を同列に置いた。すなわち政治暴力の被害者という位置付けを自身の業績評価と結びつけて解釈しようとする試みといえる。

トランプは政治的暗殺が頻発する問題をめぐり「20年、40年、100年、200年、500年前にも常にあった」と語った。続けて「民主党のヘイトスピーチのほうがはるかに危険だと心から思う」と主張した。銃撃犯の正確な動機とネットワークがいまだ捜査中の状況で、民主党の責任論を前面に押し出した。

CBS「60 Minutes」インタビュー中のトランプ氏の主な発言

銃撃当時の自身の行動を描写する場面では冷静さを強調した。負傷者が出るのを心配しなかったのかとの質問には「心配しなかった。自分は人生を理解している。われわれは狂った世界に生きている」と答えた。保安検査場に突進した銃撃犯の映像をめぐっては「45ヤードほど走った」「NFLが獲得すべきほど速かった」と冗談を言う余裕も見せた。

一方で大統領継承順位上の要人の多くが同じ空間にいた点を指摘する質問には直接答えず、神経質な様子を見せた。代わりに「そのボールルームは安全ではない。自分は安全なボールルームを建設している」と述べた。国家継承リスクに関する質問を自身の建設プロジェクトの正当化へと転換した場面である。トランプは続けて「新しいホワイトハウスのボールルームは防弾ガラスと最高水準の保安装備、強力な単一出入口を備え、2028年に開場する」と付け加えた。

事件の陰謀論を問う質問にはホロコーストや第2次大戦といった敏感な素材まで持ち出した。トランプは「(彼らの主張は)10月7日(ハマスのイスラエル攻撃)もなかったし、第2次世界大戦もなかったし、ホロコーストもなかったという類いだ」とし、陰謀論者を「詐欺師というより病んだ人々だ」と述べた。ホワイトハウス出入り記者団(WHCA)晩餐会については「30日以内にやり直すべきだ」「狂った人間がこの種の行事を中止させるのを放置するのは本当に悪い」と語った。

25日、米ワシントンD.C.で開かれたホワイトハウス特派員夕食会の会場ワシントン・ヒルトン宴会場外で銃撃事件が発生し行事が延期された後、ホワイトハウスの報道ブリーフィングルームで記者団と話すドナルド・トランプ米大統領と、マルコ・ルビオ米国務長官(左)、ピート・ヘグセス米国防長官(右)。/聯合ニュース

前日にメディアに向けて「報道が非常に責任あるものだったと言いたい」としていた姿勢は一変した。トランプは今回のインタビューを通じて「メディアと民主党はほとんど一体も同然だ」と強く否定的な見解を示した。

続けてトランプは銃撃犯がノー・キングス(No Kings)デモに参加していた点を挙げ、「こうした人間が出てくる理由は、ノー・キングスのようなことをやる人々がいるからだ」と述べた。ノー・キングスのデモは、トランプ大統領の国政運営を帝王的とみる陣営が「米国に王は存在しない(ノー・キングス)」という旗印の下、昨年始めた反トランプキャンペーンである。

トランプは「サザン・ロウ(Southern Law)」という団体がノー・キングス陣営に資金を提供し、KKK(クー・クラックス・クラン=白人至上主義団体)や急進的団体を支援していると主張した。2017年のシャーロッツビル事件も「サザン・ロウが資金を拠出した出来事」で「選挙不正の一部」だったと述べた。シャーロッツビル事件は2017年8月11日から12日にかけて米国バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者とネオナチ、オルトライト(Alt-right)など極右勢力が起こした暴力デモである。トランプは発言の根拠を具体的には示さなかった。

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