ドナルド・トランプ米国大統領は「イラン戦争がほぼ終わりつつある」と述べ、今月末までにイランとの協議が妥結する可能性が高いと語ったと、フォックスニュースなど主要海外メディアが15日(現地時間)に報じた。トランプ大統領は戦争が終われば「株式市場は急騰し、原油価格は下がるだろう」と述べた。
英スカイニュースは、トランプ大統領が電話インタビューでチャールズ3世国王の米国国賓訪問前にイランとの合意の可能性を問う質問に「非常に可能性が高い。彼ら(イラン)はかなり深刻な打撃を受けた」と答えたと報じた。チャールズ3世は27〜30日にワシントンDCとニューヨークを訪れ、ホワイトハウスの国賓晩餐会に出席する予定である。
トランプ大統領が総合的なメディアインタビューを通じて終戦の可能性を重ねて強調するなか、米国とイランが早ければ16日にパキスタン・イスラマバードで第2次終戦協議に臨む可能性も出ている。先に両国がイスラマバードで行った第1次終戦協議は決裂した。
トランプ大統領は先のフォックスニュースとのインタビューでも、イラン側が協議を切実に望んでいると主張した。トランプ大統領は「われわれは軍事的に彼らを完全に制圧した」と述べた。さらに「戦争はほぼ終わりつつあると見ている」とし、「今すぐわれわれが撤収すれば、その国が再建されるのに20年はかかるだろう」と述べた。
今回の戦争で株式市場が打撃を受け、原油価格が急騰したとの指摘に対しては、「この状況が終われば原油価格は大幅に下がり、株式市場は好況を享受するだろう」と主張した。
同盟国である英国に対しては不満を示した。トランプ大統領はスカイニュースに「支援を要請したが、彼ら(英国)は助けなかった」と述べた。英国が米国のイラン供給に参加せず、ホルムズ海峡への派兵も拒否した点を念頭に置いた発言とみられる。
トランプ大統領は両国関係を「改善したが悲しい状態」だと評価した。そのうえで「英国に必要以上に良い(通商)合意を与えたが、これはいつでも変わり得る」と付け加えた。