ニューヨーク株式市場の主要3指数は、米国とイランの間で終戦の可能性が取り沙汰されるなか、上昇して始まった。
6日(現地時間)午前10時12分現在、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比45.77ポイント(0.10%)高の4万6550.44を付けた。S&P500種指数は15.83ポイント(0.24%)高の6598.52、ナスダック総合指数は83.57ポイント(0.38%)高の2万1962.75となった。
市場参加者は米国とイランの間の終戦の可能性に注目している。先にアクシオスは、米国とイラン、仲介国が戦争の恒久的終結につながり得る45日間の停戦条件を巡り協議を進めていると報じた。複数の海外メディアも、双方が停戦合意後に終戦交渉を続ける2段階の仲裁案を受け取ったと伝えた。
ただし中東情勢の不確実性は株式相場の上昇幅を抑える要因として作用した。ドナルド・トランプ米国大統領は前日、ホルムズ海峡封鎖時の強硬対応方針を再確認し、イランの基幹施設攻撃の期限を7日午後8時(韓国時間8日午前9時)に1日延期した。イスラエルとイランはその後もインフラ施設への攻撃を続けている。
イスラエルのヨアブ・ガラン트国防相は声明で、最近の一連の攻撃により、イランの石油化学輸出の約85%を担う施設が稼働を停止したと明らかにした。
市場では地政学的緊張の緩和期待が織り込まれているとの評価が出ている。CFRAのチーフ投資ストラテジストであるサム・ストバルは「株式市場は将来の活動を示す指標だ」と述べ、「投資家は最近の売り越しの後、最低限の回復を期待している」と語った。続けて「ウォール街は様子見を維持しつつも、結果がポジティブとなる可能性に賭けている」と付け加えた。
業種別では、テクノロジー・通信・不動産が堅調となる一方、エネルギー・資本財は軟調だった。
個別では、コインベースの株価がビットコイン価格の上昇を受けて3%以上上昇した。ネットフリックスはゴールドマン・サックスが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、1.45%上昇した。
また、ソレノ・セラピューティクスはニューロクライン・バイオサイエンシズが約29億ドルで買収することで合意したとの報で32%以上急騰した。
国際原油価格は上昇した。同時刻、期近の5月渡しウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は前日比0.46%高の1Barrel当たり112.05ドルとなった.
欧州株式市場はイースター休暇で休場した。