ドナルド・トランプ米国大統領がイランとの戦争が1カ月目に入った29日(現地時間)、ある牧師の手紙を自身のソーシャルメディア(SNS)に掲載した。
当該の手紙はノースカロライナ州の著名な福音派牧師であるフランクリン・グレアムが2025年10月15日にトランプ大統領に送ったものとなっている。福音派の保守的キリスト教界はトランプ大統領の中核支持層だ。
グレアム牧師は手紙で「イスラエルとハマス(パレスチナ武装勢力)の停戦と、人質が家に戻ったことは驚くべき成果だ」とし「あなたのリーダーシップは歴史的だ」と述べた。
グレアム牧師は「平和をつくる者(peacemakers)は祝福される」という新約聖書マタイによる福音書の一節を引用しながら「大統領、まさにそれがあなたのことだ」と記した。
グレアム牧師は続けて「あなたは自分が天国に行けないかもしれないと言った」とし「冗談で答えたのかもしれないが、あなたの魂が神の臨在の中で安全であり永遠を過ごすことになると確信して知ることは極めて重要な問題だ」と述べた。
トランプ大統領は2025年10月、ガザ地区の停戦仲介に関連した取材陣の質問に「自分はおそらく天国に行けないと思う」と言及したことがある。同年8月には「可能であれば努力して天国に行きたい」と語ったこともある。
グレアム牧師は手紙で罪の悔い改めとイエス・キリストの十字架の死と復活に対する信仰を強調し、「あなたがそれを信仰によって受け入れるなら、間違いなく天国に行くことになる」と付け加えた。
グレアム牧師は韓国で大規模な福音集会を主導した故ビリー・グレアム牧師の息子だ。グレアム牧師は2020年の大統領選当時、結果受け入れに慎重な立場を示した後、トランプの敗北を認めたこともある。
トランプ大統領がイラン戦争の不確実性が高まる状況で「平和」をテーマにした手紙を公開した背景に関心が集まる。この日は手紙に言及されたイエスの十字架での受難と死、復活を記念するキリスト教の「四旬節」の期間とも重なる。