ドナルド・トランプ米大統領は27日(現地時間)、イランに続きキューバに対する武力行使の可能性を示唆した。トランプ大統領は自らが米国の軍事力を偉大なものにしたとし、時にはそれを使わねばならない時もあるとして「キューバが次だ」と述べた。これを巡り、米国の要求を受け入れよとの圧力である可能性も提起されている。
トランプ大統領はこの日、米フロリダ州マイアミで開かれた「未来投資イニシアティブ首脳会議」の演説でこう明らかにした。行事はサウジアラビアの政府系ファンドが主催した。トランプ大統領はこの場で、ベネズエラとイランに続きキューバに対しても軍事力を動員し得る可能性を開いておいた。
先立って、米国がミゲル・ディアスカネル・キューバ大統領の退陣を要求しているという海外報道が出ており、キューバ政府は要求を公式に拒否したと伝えられた。現在、マルコ・ルビオ米国務長官はキューバ政府と交渉を進めているとされる。
トランプ大統領はこの日、欧州北大西洋条約機構(NATO・ナトー)同盟国に向けた不満を表明した。トランプ大統領は「ナトーが我々を助けなかったのは甚大な誤りだった」とし、「我々は毎年数千億ドルをナトーに支出し、常に彼らのそばにいたはずだが、今は彼らの行動に照らしてその必要はないように思える」と述べた。
先だってイランがホルムズ海峡を封鎖し原油価格が急騰し、ナトーはホルムズ海峡に軍艦を派遣することを事実上拒否した。トランプ大統領の発言は、ナトーの集団防衛のために支出する米国の拠出金を減らす意向とも解釈できる。
トランプ大統領はイランと交渉しており、ホルムズ海峡を開放すべきだと圧力をかけた。トランプ大統領は「彼らは交渉しており、合意到達を切望している」と述べた。イランが当初は交渉の事実を否認したが、油槽船10隻がホルムズ海峡を通過することを許可したという説明である。
トランプ大統領は「結果的に私が正しかった」とし、「彼らは交渉中で、2日後に(交渉の事実を)是認した」と述べた。続けて「自らの誤った発言を取り繕うため、当初は油槽船8隻を通してやると言い、2隻を追加すると言って合計10隻になった」と述べた。