ドナルド・トランプ米国大統領が終戦のためにイランへの攻撃計画を猶予し交渉に臨む意思を示した中、イスラエルとイランが相互に空爆を行っていると発表した。
イスラエル軍は23日(現地時間)、テレグラムのチャンネルを通じて「テヘラン中心にあるイラン政権の標的を空爆している」と明らかにした。イラン軍もほぼ同時刻の声明で「ドローン部隊を用いてイスラエルのテル・ノフ空軍基地と米軍のアズラック空軍基地を精密打撃した」と伝えた。
両国のこうした発言は、トランプ大統領がイラン戦の終戦可能性を示唆してから間もなく発表された。トランプ大統領はこの日、自身のソーシャルストルー帳号とメディアのインタビューなどを通じて「2日間、米国とイラン両国が中東地域の敵対行為を全面的に解消するために非常に有益で生産的な対話を交わした」とし、「イランの発電所とエネルギー施設に対するすべての軍事的攻撃を5日間猶予するよう国防総省に指示した」と明らかにした。
ただしトランプの投稿が上がってから約50分後にイスラエル軍のイラン空爆発表が出た。イランのタスニム通信もこの日午前、米国とイスラエルの攻撃で死傷者54人が発生したと発表するなど、被害事実を伝えた。
イランは米国の交渉試みはなかったという立場と共に、イスラエルと米国の軍事施設を攻撃したと主張した。イラン軍は攻撃したと主張するテルノフ空軍基地について「イランへの侵略行為を支援し、飛行団を運用した中枢的な施設だ」と説明した。
交渉が進行中だというトランプ大統領の主張については、『フェイクニュース』を通じて石油・金融市場を操作するための試みだとした。
エスマイル・バガイイラン外務省報道官は国営IRNA通信を通じて「友好国を通じて米国が交渉を要請するというメッセージを受け取った」としつつも、「24時間の間、米国との交渉や対話はなかった」と一蹴した。