ドナルド・トランプ米国大統領が20日(現地時間)、対イラン軍事作戦の「漸進的縮小」に言及した。トランプ大統領は、ホルムズ海峡を通過するエネルギーの主要利用国である韓国、中国、日本などが海峡航行の正常化を支援すべきだとの立場を重ねて明らかにした。
トランプ大統領はこの日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)トゥルースソーシャルに「われわれはイランのテロ政権に対する中東での大規模な軍事的努力を漸進的に縮小(wind down)する方策を検討する中で、軍事的目標の達成に非常に近づいている」と投稿し、こう明らかにした。
そのうえで、▲イランのミサイル能力および発射台などの無力化 ▲イランの防衛産業基盤の破壊 ▲対空兵器を含むイラン海軍・空軍の無力化 ▲イランの核能力を根源から遮断し、そのような状況が生じても米国が迅速かつ強力に対応する態勢を維持すること ▲中東の同盟国を最高水準で保護すること、の5つを作戦目標として示した。
またトランプ大統領は先にホワイトハウスで記者団に対し、「文字どおり相手を焦土化している状況で停戦はしない」と述べ、イランと停戦しないとの立場を示した。
こうした中でトランプ大統領は、ホルムズ海峡の通航正常化に向けた日韓など同盟国の寄与を強調した。
トランプ大統領は記者団との場で、イランが事実上封鎖中のホルムズ海峡について「われわれはそこで非常によくやっている」とし、「われわれはその海峡を利用しない。われわれには必要がない」と語った。
続けて「欧州と韓国、日本、中国など他の多くの国々はそれを必要としているので、彼らが関与すべきだ」とし、「海峡を利用する国々が関与するのが望ましい」と強調した。
先にトランプ大統領は、韓国と日本、中国、英国、フランスなど7カ国に、イランが封鎖中のホルムズ海峡を通過する油槽船護衛作戦への参加を求めた経緯がある。
その後、これらの国々が明確な支援意思を示さなかったため、トランプ大統領は「助けは必要ない」として強い不満を表明したこともある。
トランプ大統領は「依然として韓国が米国を支援することを望むか」との質問には、「わたしは韓国を愛している。われわれは韓国と優れた関係だ。われわれは韓国を大いに助けている」と答えた。
トランプ大統領はトゥルースソーシャルに投稿した文でも「ホルムズ海峡は、そこを利用する他の国家が必要に応じて警備(guard)し、監視(police)すべきだ」と明らかにした。
続けて「要請があれば、われわれはこれらの国家のホルムズ海峡関連の取り組みを支援するが、イランの脅威が根絶されればその必要はなくなるだろう」とし、「重要なのは、これらの国家にとって容易な軍事作戦になるという点だ」と述べた。