ソウル江南に位置する新鋭ファインダイニングレストラン「サン(SAN)」が、美食界のアカデミー賞と呼ばれるアジア50ベストレストラン(A50B)で「ワン・トゥ・ウォッチ・アワード2026(One To Watch Award 2026)」を受賞した。韓国のレストランがこの特別賞を受けたのは2017年のシェフ、キム・デチョンの「トクトク」以来初めてだ。今年の授賞式は来月25日、香港で世界中の美食家の注目が集まるなか開催される予定である。

チョ・スンヒョン・SANシェフ。/A50B

スポーツ界に世界最高の選手を決めるオリンピックがあるように、美食界には50ベストが主催して世界最高のレストランを選ぶ「ワールド50ベストレストラン(W50B)」がある。50ベストは世界各地で注目すべきレストラン、バー、ホテルを紹介する機関である。50ベストはプロフェッショナルサービスのコンサルティング企業であるデロイトと協力し、毎年世界で最も卓越したレストラン50店を選定する。

A50BはW50Bをアジア地域に限定して行う授賞式である。アジア地域の料理人、フードジャーナリスト、外食業者などW50Bの投票委員約300人が投票で毎年順位を決める。今回サンが受賞した「ワン・トゥ・ウォッチ・アワード」は、今後A50B本賞リストに入る可能性が高く、美食界で存在感を示したレストランに授与される。

2024年に開業したサンは、ジョ・スンヒョンシェフが率いるフランス風モダン韓国料理のファインダイニングだ。ジョシェフは米国「ザ・フレンチ・ランドリー」、フランス「ラ・メゾン・トロワグロ」といった世界的名店を経た後、米サンフランシスコのミシュラン三つ星レストラン、ベヌ(Benu)で8年間エグゼクティブシェフを務めた。古典的なフランス料理に韓国的感覚を加え、韓国料理を深みと精緻さをもって再解釈する手法で知られる。

サンはファインダイニング業界で「旬の食材の本質を生かしつつ、ソースを単なる調味ではなく味の構造物として精巧に設計した」と評価される。代表的なメニューには、エビの頭の高濃縮出汁で作ったエビコチュジャンを添えた料理や、イカ墨のチョジャンを合わせたイカの湯引きが挙がる。とりわけジョシェフが幼少期の記憶をもとにキャビア(チョウザメの卵)をのせて現代的に再構成した釜山式豚クッパ、マクワウリで再解釈した水キムチ風の「マクワウリ・トンチミ」は、親しみの中に革新を宿したと専門家は分析した。これに、ジュ・ジェミンソムリエが料理の複合的な味わいと調和するよう厳選したワインペアリングも加わり、ダイニング体験を一段と強調する。

アジア50ベストレストラン側は「ソウルの革新的なレストランが示す鼓舞的な潮流に追随しつつ、卓越性と精緻さ、自国の伝統への敬意を一段と高めた」と述べた。

本授賞式は来月25日、香港現地時間20時から始まる。香港は今回の授賞式によってグローバルな美食の中心地としての地位をあらためて強固にすると見込まれる。とりわけ香港はアジアの最高級ダイニングのトレンドを主導してきただけに、世界的なシェフが集結する今回の催しを起点に、グローバルな美食観光客の往来が大きく続くと期待される。

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