米国議会でドナルド・トランプ政権の移民政策を主導する国土安全保障省(DHS)の予算案処理が遅れ、国土安全保障省のシャットダウン(業務停止)可能性が高まっている。ただし実際にシャットダウンに入っても、DHSの主要業務は大半が平時どおり維持されるとの見方が優勢だ。

民主党の上院議員リチャード・ブルーメンソールが12日(現地時間)、米ワシントンDCの上院議員会館で開かれた国土安全保障省(DHS)の公聴会で、税関・国境警備局(ICE)の作戦を描写した展示物の前で発言している。/ AFP=聯合

12日(現地時間)ロイター通信などによると、米上院はこの日国土安全保障省の予算案を採決に付したが、民主党の反対で可決に必要な60票を確保できなかった。民主党はDHS傘下の移民税関捜査局(ICE)による強硬な移民取り締まりを制限する改革案が受け入れられない限り、所管部局の予算を通過させない立場だ。13日までに予算案が処理されなければ、DHSはシャットダウンに入ることになる。

しかし主要海外メディアは、シャットダウンが現実化してもDHS職員の大多数は業務を継続すると伝えた。CNNは「多くの職員がシャットダウン終了時まで給与を受け取れなくても、国民が体感する変化は大きくないだろう」と報じた。ニューヨーク・タイムズ(NYT)も「国土安全保障省の予算紛争の核心にある機関であるほど省庁閉鎖の影響を受けにくい可能性が高い」と伝えた。民主党の反発を招いたICEの強硬な移民取り締まりも継続する可能性が大きい。

実際、昨年9月にDHSが発表したシャットダウン対策計画によれば、全職員27万2000人のうち90%以上がシャットダウン期間中も引き続き勤務する予定だ。ICEと税関国境警備局(CBP)も職員の93%以上が業務を続ける。当時クリスティ・ノーム国土安全保障長官は、CBP、ICEなど主要部局を含む約7万人の法執行人員が給与を受け取ることになると明らかにした。

このように業務が継続できる理由は、DHSが担う業務の相当部分が「必須業務」に該当するためである。DHSはICEとCBP、運輸保安庁(TSA)だけでなく、連邦緊急事態管理庁(FEMA)、沿岸警備隊、シークレットサービスなどを含む巨大な組織だ。これら機関の相当数の人員は生命と財産の保護に直結する任務を担っており、シャットダウン期間中も無給で勤務しなければならない「必須人員」に分類される。実際、過去のシャットダウン時にもICE要員と国境警備隊人員は給与なしで業務を継続した。

とりわけ移民および麻薬密売の取り締まりなどの法執行作戦、入国港での乗客処理と貨物検査、災害救援活動、シークレットサービスの警護業務など国家安全保障に直結する機能は、シャットダウン下でも維持される見通しだ。

超党派政策センター(Bipartisan Policy Center)の経済政策プログラム責任者レイチェル・スナイダーマンは「現在は大部分の職員が継続勤務しなければならない構造のため、短期的な影響は限定的だ」としつつも、「シャットダウンが長期化すれば職員の離職率増加などの副作用が生じうる」と分析した。

また予算案が通過しなくても、DHSは一定部分の財政的余力を確保している。DHSは昨夏に通過した「One Big Beautiful Bill Act(ハナエノオオキナウツクシイホウアン)」を通じて1650億ドル(約238兆ウォン)の追加財源を確保し、このうち750億ドル(約108兆ウォン)はICEに、640億ドル(約92兆ウォン)はCBPに割り当てられた。

ただし相対的に予算余力の乏しい運輸保安庁(TSA)は、シャットダウンの直接的な影響を受ける可能性が大きい。TSA職員の約95%に当たる約6万1000人が全国約430の空港で「必須人員」に分類され、無給勤務を強いられる。過去の長期シャットダウン時にもTSA職員の欠勤が増え、空港の保安検査場の待ち時間が長くなる問題が発生したことがある。タイム誌は「シャットダウンの直撃はTSAに及ぶだろう」とし、「初期には給与支給が維持される可能性もあるが、2週間以上長期化すれば給与支給が停止される可能性がある」と伝えた。

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