急変するグローバルビジネス環境で経営専門大学院(MBA)進学が主要な代替策として浮上するなか、実務中心のカリキュラムを提供するマンチェスター大学のグローバルMBAプログラムが注目を集めている。
英国のマンチェスター大学は2024年に創立200周年を迎えた研究中心大学で、傘下の経営大学院は英国最大規模とされる。世界3大経営教育評価機関であるAACSB、AMBA、EQUISから国際認証を取得した数少ない機関でもある。
グローバルMBAプログラムは2年制で、対面授業とオンライン学習を併用するブレンデッドラーニング(blended learning)で運営される。授業はビジネス事例研究とプロジェクト中心で構成され、▲交渉戦略 ▲アントレプレナーシップ ▲イノベーション経営など実際の経営現場で活用度が高い科目が含まれる点がカリキュラムの特徴である。
あわせてプログラムは多様なグローバル環境での受講機会を提供する。学生は香港コーズウェイベイに所在するマンチェスター大学東アジアセンターで教員の講義を受講し、2年次進級時には香港に加え、英国、ドバイ、シンガポール、中国などの海外キャンパスを選択して科目を履修できる。
1992年設立のマンチェスター大学東アジアセンターは、韓国・日本・中国・台湾・香港・マカオ地域の学生を支援する組織であり、英国ラッセルグループ(英国研究型大学の団体)所属大学の中で東アジア地域に専任組織を置く事例はマンチェスター大学が唯一とされる。
学生は専門職従事者向けに設けた「ファストトラック」制度も活用できる。この制度は、会計・財務関連科目をすでに履修しているか、CPA(公認会計士)・CFA(証券アナリスト)・CIMA(国際管理会計士)などの専門資格を保有している場合に一部科目と単位を認定し、短縮期間で学位を取得できるようにするものだ。
主要企業で活動中の同窓の評価も肯定的である。営業職務で役員として勤務中の2025年卒業生のチョ・ジョングンさんは「単なる学位を超える経験であり、リーダーとして変化を生み出す方法を学んだ」と述べ、「多国籍の学生と学ぶなかで意思決定能力と協業スキルを鍛えることができた」と明らかにした。
マンチェスター大学東アジアセンターの関係者は「韓国人学生のためのインサイトセッションや地域ベースのネットワーキング行事などを定期的に運営している」とし、「グローバル教育と地域に合わせたアプローチを通じて専門人材の競争力向上に寄与したい」と語った。