エルブリッジ・コルビー米国防総省政策担当次官が25日から韓国と日本を順次訪問し、韓米同盟体制全般を点検すると米国防総省が24日(現地時間)明らかにした。コルビー次官はトランプ政権の国防政策を設計する中核人物である。今回の歴訪はトランプ大統領が強調してきた力による平和の路線を、東北アジア地域で本格的に実現しようとする動きと受け止められる。
ロイターは同日、コルビー次官が25日から27日まで韓国に滞在し、軍当局者らと同盟懸案を協議すると報じた。その後、日本に移動して安保協力を続ける予定だ。コルビーは米国防総省で政策立案と戦略履行を総括する序列3位の高位官僚である。トランプ政権で国防戦略の青写真を描いた中核ブレーンと評価されている。
今回の会談の主要議題は同盟の近代化と防衛費分担である。現在、韓国には在韓米軍約2万8500人が駐留している。韓国政府は今年の国防予算を7.5%増やし、米側の要求に歩調を合わせる様子だ。コルビーは韓国政府関係者と会い、防衛費増額問題とともに軍事同盟を最新化する方策を集中的に協議する見通しである。
韓国が推進する原子力推進潜水艦建造の問題もテーブルに上る。韓国は自前の原潜確保に向け、米国との協力を希望してきた。トランプ大統領はこの計画を支持する意向を示した経緯がある。コルビーは今回の訪韓でこれに関連する具体的な実行方策を調整する可能性が高い。あわせて、戦時作戦統制権移管や韓米日3カ国の安保協力など大型の懸案が幅広く扱われる見通しである。
米国が新たに策定した国家防衛戦略を説明する場も設けられる。コルビーは昨年末に発表した国家安全保障戦略(NSS)の後続措置となる軍事政策の方向性を韓国政府に伝える見通しだ。この過程で、中国を牽制するために韓国と日本がより大きな役割を担うべきだというメッセージが出る可能性が高いとの観測が優勢である。