米国ミネソタ州で移民取り締まりをめぐる対立によりデモ隊と当局のにらみ合いが激化すると、ドナルド・トランプ米大統領は内乱法(Insurrection Act)を発動し得ると警告した。
15日(現地時間)、トランプ大統領は自身のソーシャルメディア(SNS)トゥルースソーシャルで「ミネソタの腐敗した政治家が法を守らず、職務を遂行しているにすぎない移民税関執行局(ICE)の愛国者たちを攻撃する扇動者と内乱勢力を食い止めないなら、過去に複数の大統領が用いた内乱法を発動し、かつて偉大だった同州で起きている恥辱を速やかに終わらせる」と述べた。
ミネソタ州知事とミネアポリス市長はいずれも民主党所属であり、両者が所管地域内で激しさを増すデモを沈静化するために努力しない場合、内乱法を発動するとの意味と受け取れる。
米国の内乱法は、内乱など法に明記された特定の条件に限り、大統領に軍を国内で動員する権限を付与する。
先立ってミネソタ州ミネアポリスでは7日、ICE要員が車両検問中に自身に抵抗した米国人女性ルネ・ニコル・グッドに発砲し死亡させ、トランプ政権の超強硬な不法移民取り締まりに反発するデモが続いている。
前日にも、移民取り締まり要員がミネアポリス北部地域で不法滞在の疑いを受けるベネズエラ人男性を逮捕する過程で発砲したとされる。この男性は命に別条はない状態だ。
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