国際的な銀価格が史上初めてトロイオンス当たり80ドルを突破した。銅価格もトン(t)当たり1万3000ドルの突破を目前にしており、商品市場全般の強含みが続いている。

ニューヨーク・マンハッタンのジュエリー地区の全景。/AFP=聯合ニュース

ブルームバーグによると、国際銀の現物価格は韓国時間29日午前8時21分にトロイオンス当たり84.0075ドルとなり、史上最高値を付けた。その後、価格はやや調整し、午後4時20分現在はトロイオンス当たり74.98ドルで取引されている。

貴金属であり産業素材でもある銀は、今年は供給難と米国の政策金利引き下げ期待が重なり、急騰基調を続けてきた。年初来の価格上昇は182%以上に達しており、これはイラン革命で原油が急騰した1979年以降で最も高い年間上昇率となる可能性が大きいとの評価だ。

欧州系投資銀行サクソのチャル・チャナナ主任投資ストラテジストはロイター通信のインタビューで「年末にかけて銀価格は垂直上昇に近い動きを示している」と述べ、「短期的にはポジション解消などに伴う調整の可能性もある」と語った。ただしチャナナ氏は「追加利下げ期待、地政学的不安、各国中銀の資産多角化需要を踏まえると、貴金属価格を支える構造的な支援要因は維持されている」と評価した。

同時点で金の現物価格はトロイオンス当たり4517.94ドルで取引されている。金価格は27日、取引時間中に4549.92ドルまで上昇し史上最高値を付けたことがある。

非鉄金属市場でも上昇基調が続いている。国際銅価格は29日(現地時間)、ロンドン金属取引所で前営業日比6.6%高のトン当たり1万2960ドルで取引され、1万3000ドルの突破を目前にしている。銅価格は23日に初めてトン当たり1万2000ドルを超えた。

ブルームバーグは、米国のドナルド・トランプ政権が来年、銅に追加関税を課す可能性が高まるとの見方が広がり買いだめ需要が増えたうえ、ドル安基調や供給障害への懸念、貴金属市場全般の強含みが重なり、銅価格の上昇が続いていると伝えた。

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