日本が出国税を3倍化旅行者は3千円負担へ

韓国人の人気旅行先である日本が2025年7月から出国税（国際観光旅客税）を3倍に引き上げる計画だ。

27日、日本の共同通信などによると、日本政府は2025年7月から出国税を現行の1人当たり1000円（約9000ウォン）から3000円（約2万7000ウォン）に引き上げる方針だ。出国税は日本から出国する乗客の大半に課され、航空券や船舶などの料金に自動的に含まれる。

日本政府はこのような引き上げによって2026会計年度（2026年4月〜2027年3月）の出国税の税収が前年の約2.7倍の1300億円（約1兆2000億ウォン）水準になると見込んだ。増加した出国税収入は、外国人旅行客による交通混雑や違反などのオーバーツーリズム対策の財源として活用する方針だ。

ただし、出国税は日本から外国へ出国するすべての人が納付しなければならないため、日本の自国民の経済的負担も増す見通しだ。これを受けて日本政府は、出国税引き上げに伴う増加分の一部を日本国籍者の旅券発給手数料を引き下げることに充てる案を検討しているとされる。

日本はまた2025年中に日本を訪れる外国人を対象としたビザ申請手数料を引き上げる方針だ。日本のビザ免除国である韓国の旅行客は当面、手数料を支払う必要はない。