高市早苗首相が2026年初めトランプ訪米調整へ

高市早苗日本総理がドナルド・トランプ米国大統領との会談のための初の訪米日程を2026年初めで調整中だと25日に明らかにした。

時事通信によると、高市総理はこの日、東京で開かれた内外情勢調査会講演会で「可能な限り早くトランプ大統領と会いたいという意思を伝え、調整している」と語った。続けて「2026年の比較的早い時期ではないかと思う」と述べた。

高市総理が具体的な訪米日程を明らかにしなかったものの、2026年3月中に米日首脳会談を開く方向で推進中だと時事通信は説明した。

高市総理が「台湾有事の際の関与可能性」を示唆した後、中日間の対立が激化しただけに、米中首脳会談前にトランプ大統領と日本の立場を共有する必要があるためだ。トランプ大統領は2026年4月に中国を訪れ、習近平中国国家主席と会談する予定である。

高市総理はこの日の講演で中日対立についても「戦略的互恵関係を包括的に推進し、建設的かつ安定的な関係を構築するとの方針を就任以来一貫して進めてきた」と述べた。

高市総理は続けて「中国との多様な対話のための扉は閉ざしていない」と述べた。時事通信は、首脳間対話の糸口を探ろうとする高市総理の考えがうかがえる一節だと伝えた。