2021年以降の安値を付けていた国際原油価格が17日(現地時間)に小幅反発した。ドナルド・トランプ米大統領がベネズエラ政権を「外国テロ組織(FTO)」に指定し、制裁対象のタンカーの出入りを全面封鎖する方針を示した影響とみられる。
米国ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で米国産ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)2026年2月物は米東部時間の同日午前8時28分に56.13ドルで取引された。前日比1.81%(1ドル)上昇した。同時刻、英国ロンドンのICE先物取引所でブレント原油2月物も1.73%(1.02ドル)高の1バレル=59.94ドルを記録した。
最近、ロシアとウクライナの間で和平合意が締結される可能性が取り沙汰され、国際原油価格は下落基調を示してきた。ロシア産原油が供給されるとの見方に力が付いたためである。
しかし、トランプ大統領がベネズエラから出るすべての制裁対象タンカーについて「全面的かつ完全な封鎖」を命じ、国際原油価格の方向性が反転したとCNBCは分析した。
ベネズエラは石油輸出国機構(OPEC)の創設メンバーである。世界最大規模の原油埋蔵量を保有している。ベネズエラは今年、1日当たり約74万9000バレルの原油を輸出しており、そのうち半分が中国向けだった。
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