米連邦準備制度理事会のクリストファー・ウォラー理事。/ロイター・聯合ニュース

米国の次期連邦準備制度(Fed、FRB)議長候補であるクリストファー・ウォーラーFRB理事が、ドナルド・トランプ大統領に中央銀行の独立性が重要だという点を必ず強調すると明らかにした。

17日(現地時間)のCNBCによれば、ウォーラー理事はCNBCとのインタビューで、大統領との面談でFRBの独立性を強調するのかと問われ、「もちろんだ」と答えた。

ウォーラー理事はイェールCEOサミットでも「中央銀行の独立性とその重要性について20年間研究してきた」とし「この主題に関する膨大な記録がある」と述べた。

ウォーラー理事はFRB内で『ハト派(金融緩和を好む)』と評価されている。7月にFRBが政策金利を据え置いた際にも、引き下げの少数意見を示したとされる。

ウォーラーはこの日CNBCとのインタビューでも「依然として金利をさらに引き下げる余地がある」と述べた。雇用市場の状況が悪い一方で、インフレが再燃する要因はないというのがウォーラー理事の説明である。ウォーラーは物価上昇圧力の原因として言及される関税についても「一回限りの効果にとどまる」と主張した。

ジェローム・パウエルFRB議長の任期が2026年5月に終わるなか、ウォーラー理事は最終候補5人のうちの一人と目されている。ウォーラーは今週トランプ大統領と面談する予定だ。トランプ大統領が2026年1月初めに次期FRB議長候補者を発表すると市場は見込んでいる。

ウォーラー理事はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が10月に実施したアンケートで、経済学者が最も好む人物に選ばれた。ただしケビン・ハセット米国家経済会議(NEC)委員長、ケビン・ウォッシュ前FRB理事などの他のFRB議長候補と異なり、トランプ大統領と個人的な親交がなく最終候補に上るのは難しいとの見方もある。

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