ドナルド・トランプ米国大統領は15日(現地時間)、米国に大量に流入してきた新種の合成麻薬フェンタニルを「大量破壊兵器」(WMD)に指定した。
ブルームバーグ通信によると、トランプ大統領はこの日ホワイトハウスで開かれた行事で「われわれはフェンタニルを大量破壊兵器として公式に分類する」とし、「フェンタニルは実際に大量破壊兵器だ」と明らかにした。
続いてホワイトハウスも、フェンタニルと主要前駆体を大量破壊兵器に指定するトランプ大統領の大統領令をこの日ホームページで公開した。
ホワイトハウスはホームページを通じて「違法フェンタニルは麻薬というより化学兵器に近く、数十万人の米国人の命を奪った」とし、「フェンタニルが組織的な敵対勢力によって集中的かつ大規模なテロ攻撃に武器化される可能性は米国に深刻な脅威だ」と述べた。
トランプ大統領はフェンタニルを大量破壊兵器に指定したことに関連し「致死性の高いフェンタニルがなだれ込む災厄から米国人を守るために一歩前進する」と評価した。トランプ大統領は1期在任時にも同様の措置を検討したとされる。
トランプ政権はフェンタニル流入を阻止するとの名分で9月にベネズエラ籍の「麻薬密輸船」を攻撃するなど、最近「麻薬との戦争」を展開している。今回の措置はこうした作戦を正当化するためのものと解釈されるとブルームバーグは伝えた。
トランプ大統領はベネズエラの麻薬船攻撃をめぐる批判を意識したように「われわれは麻薬カルテルを外国テロ組織に指定しており、これは法的・軍事的観点から非常に重大な措置だ」とし、「われわれは『捕まえては釈放する』政策を終わらせた」と明らかにした。
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