シドニー・ボンダイ海岸で銃撃16人死亡容疑者は親子関係

14日（現地時間）、オーストラリア・シドニーの海岸で開かれたユダヤ系行事の会場で起きた銃乱射事件の死者が16人に増えた。

BBCによると、ライアン・パーク・ニューサウスウェールズ（NWS）州保健相は、死者数は15人であり、犯行グループのうち1人も射殺されたと明らかにした。

とりわけ死者の中には12歳の子ども1人が含まれており、他の子ども3人も現在病院で治療を受けているとパーク保健相は説明した。

マール・ラニオン・ニューサウスウェールズ州警察は、銃撃犯2人が親子関係にあると明らかにした。警察は、父親である50歳の男性が合法的な銃器所持者で、男性に登録されていた銃の数はボンダイ・ビーチで見つかったものと同じ6丁だったと述べた。

この日午後5時ごろ、ニューサウスウェールズ（NSW）州シドニー東部のボンダイ・ビーチで、ユダヤ系の記念日であるハヌカの行事を前に銃撃事件が発生した。

現地警察は、容疑者2人のうち1人を射殺し、もう1人は検挙したが重傷を負っていると明らかにした。この過程で、一部の市民が危険を顧みず犯人を取り押さえて銃器を奪う場面もあった。