ドイツでクリスマスの屋外市に対するテロを共謀した疑いで5人が逮捕された。当局は犯行がイスラム主義的動機によるものかどうかを調べている。
14日(現地時間)、AFPとドイツ日刊紙ビルトによると、ドイツの警察と検察は12日、南部バイエルン州でエジプト国籍者1人、モロッコ国籍者3人、シリア国籍者1人を逮捕し、収監中であると明らかにした。彼らは車両を使ってクリスマスマーケットを攻撃する計画を立てた疑いを受けている。
当局は彼らがイスラム主義的動機でテロを共謀したのかを捜査している。ただし当局は、攻撃が実際に予定されていたのか、どの程度具体的だったのかなどは明らかにしていない。
ドイツ日刊紙ビルトによると、容疑者のうちエジプト人はバイエルン州のモスクのイスラム聖職者(イマム)であると伝えられている。この容疑者は現地のクリスマスマーケットで「できる限り多くの人を殺害または負傷させるために車両を使用せよ」と扇動した疑いを受けている。
モロッコ人の容疑者らは犯行の実行に同意した疑い、シリア人の容疑者はこれを扇動した疑いを受けているとされる。
先に2024年12月20日(現地時間)、旧東ドイツ地域であるザクセンアンハルト州マクデブルクのクリスマスマーケットで車両が突入し、6人が死亡、300人以上が負傷する事件が発生した。当時当局は、容疑者がドイツ政府の包摂的な難民政策に不満を抱き犯行に及んだと推定した。
車両で突入したタレブ・ジャワド・アル・アブドルモセンは先月起訴され、容疑を認めた。アル・アブドルモセンはサウジアラビア出身の精神科医で、ドイツに約20年間居住していたが、ドイツの移民政策に不満を抱き、ソーシャルメディアで反イスラム的傾向を公然と示し、極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)を支持していたとされる。