ニューヨーク株式市場の主要3指数は、人工知能(AI)産業に対する不安が続くなか下落して始まった。
12日(現地時間)午前10時56分時点、ニューヨーク証券取引所でダウ工業株30種平均は前日比83.46ポイント(0.17%)安の4万8620.55を付けた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種指数は前日比54.29ポイント(0.79%)安の6846.35、ナスダック総合指数は前日比303.62ポイント(1.29%)安の2万3289.53となった。
エヌビディアと並ぶ主要AI銘柄のブロードコムが前日、市場予想を下回る売上見通しを示し、AI産業への不安が続いた。
ホック・タンブロードコム最高経営責任者(CEO)は2025会計年度第4四半期のカンファレンスコールで「急速に成長しているAI売上は非AI売上よりも小さい」と述べた。ブロードコムは市場の不確実性を理由に、2026会計年度のAI売上見通しの公表も保留した。
オラクルが前日、収益転換が難しいほど投資を拡大しているとの懸念を高め、同日ブロードコムも否定的な見通しを示したことで、ハイテク株の重荷となったとみられる。寄り付き直後、ブロードコムは10%超下落し、オラクルも3%超下げる展開となった。パランティアも3%近く下落している。
セクター別では、ハイテクに加え通信とエネルギーが軟調だった一方、金融や消費財、不動産などは堅調だ。ルルレモン・アスレティカはCEO退任の報で株価が10%以上上昇し、ティルレイ・ブランズの株価は大麻を1級から3級物質へ再分類する行政命令の知らせで24%以上急騰する場面もあった。
欧州株式はまちまちとなり、国際原油価格は下落基調を示した。
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