英フィナンシャル・タイムズ(FT)は12日(現地時間)、ジェンスン・フアン・エヌビディア最高経営責任者(CEO)を「今年の人物」に選定した。

FTはフアンCEOとドナルド・トランプ米大統領が45分間電話で通話した事例を紹介し、フアンCEOが「権力の中心部」へ移動したと評価した。最近、米政府からエヌビディアの先端チップの対中販売を許可されたことを「実質的な成果」という趣旨だ。FTは、フアンCEOが公開の場でトランプ大統領を持ち上げ、トランプ大統領が好むディールメーキング(合意成立)にも長けており、「トランプ政権のホワイトハウスを扱う能力」を示したと分析した。

サムスン電子の李・ジェヨン会長(左)とエヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)、現代自動車グループのチョン・ウィソン会長が10月30日夜、ソウル・三成洞のチキン店で「チメク」の会合を終えあいさつしている。/News1

FTは「デジタル世界で愛されない継子のようだったチップが、今年は産業および金融界を席巻するAIブームの原動力として浮上した」とし、「フアンCEOがこの変化に寄与した功労を認め、今年の人物に選定した」と明らかにした。続けて「フアンCEOは民間部門の歴史で最大規模の投資プログラムを主導し、産業全般を再編する潜在力を備えた技術を導入した中核人物だ」と付け加えた。

FTは「エヌビディアは世界で最も価値ある企業であり、かつて時価総額5兆ドル(約7380兆ウォン)を突破した初の企業にもなった」とし、「仮に現在の企業価値が過大評価で株価が半減したとしても、エヌビディアの価値は2021年と比べて3倍以上高いだろう」と述べた。

FTの報道にはフアンCEOの発言も含まれている。フアンCEOはFTとのインタビューでエヌビディアを「歴史上最も重大なテック企業の一つ」と自評し、「われわれが30年かけて作ったこの技術があらゆるコンピューティングを根本的に変えている。われわれはデジタル知能を生産する全く新しい産業を創出する過程にある」と語った。

フィナンシャル・タイムズはフアンCEOの「スター性」を取り上げ、スティーブ・ジョブズのタートルネックTシャツのようにジェンスン・フアンの「個人ブランド」となったレザージャケット、オンラインを席巻した李在鎔(イ·ジェヨン)サムスン電子会長・鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ会長とのビールでのラブショットなどにも言及した。

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