今年のノーベル平和賞受賞者であるベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド(58)が11日(現地時間)にノルウェーのオスロに到着した。

オスロのホテルで支持者に挨拶するマリア・コリナ・マチャド/EPA=連合

AP通信などによると、マチャドは前夜にオスロに到着し、この日の未明にあるホテルで大衆の前に姿を見せた。マチャドが公開の場に出たのは1月にカラカスで開かれた反政府デモ以来11カ月ぶりである。

ジーンズに中綿ジャケット姿のマチャドはバルコニーから支持者に手を振り、その後ホテルの外に出て支持者と握手し抱擁を交わした。マチャドは「皆がベネズエラに戻ってくれるといい」と語り、支持者は「自由だ!自由だ!」と叫んだ。

マチャドは7月28日に実施されたベネズエラ大統領選当時、現職のニコラス・マドゥロ大統領の有力な競争相手として浮上したが、政府が被選挙権を剥奪し大統領選に出馬できなかった。1月のマドゥロ大統領の3選就任式後には当局の拘束の脅しを避け、所在を伏せたまま主にオンライン上で活動してきた。

マチャドはベネズエラの民主化のために闘ってきた功績が認められ、10月10日にノーベル平和賞の受賞者に選ばれたが、10日昼にノルウェーのオスロ市庁舎で開かれたノーベル平和賞授賞式には出席できなかった。代わりにマチャドの娘アナ・コリナ・ソサ・マチャドが母に代わってノーベル平和賞を受け取った。

マチャドは娘が代読した受賞の所感で「この賞は民主主義が平和の必須要素であることを世界に想起させる」とし、「ベネズエラ国民が世界に伝える最も重要な教訓は、民主主義を望むなら自由のために戦う準備ができていなければならないということだ」と述べた。

マチャドは2014年から出国禁止措置下にあり、マドゥロ政権はマチャドが出国した場合は帰国を阻むと警告してきた。しかしマチャドはこうした脅しを避け、極秘にノルウェー行きを敢行した。マチャドは米国の支援の下でオスロに向かったとされる。

マチャドは授賞式直前に公開されたノーベル委員会との通話で、授賞式に時間通り到着できなかったが、自身のオスロ行きのために多くの人が「命を懸けた」と明らかにしていた。マチャドは現地時間でこの日午前中にオスロで記者会見を行う予定である。

マチャドがノルウェーから再びベネズエラに安全に戻れるかどうかは不確実な状況だ。しかしマチャドは「(ベネズエラに)当然戻る。自分がどのような危険を冒しているのか正確に分かっている」とし、「大義のために自分が最も必要とされる場所にいるつもりだ」と述べた。

※ 本記事はAIで翻訳されています。ご意見はこちらのフォームから送信してください。