ドナルド・トランプ米大統領はベネズエラ沿岸で大型タンカーを拿捕したと10日(現地時間)に明らかにした。
ロイター通信などによると、トランプ大統領はこの日ホワイトハウスで開かれたラウンドテーブル行事で「おそらく皆が知っているだろうが、われわれはたった今ベネズエラ沿岸でタンカー1隻を拿捕した」と述べた。
続けて「大型タンカーだ。非常に大きい。実のところ、拿捕したタンカーの中で史上最大規模だ」とし、「ほかの事案も進行中であり、後で目にすることになる」と語った。タンカー拿捕の背景などには言及しなかった。
今回の拿捕は、トランプ政権がベネズエラ麻薬カルテルとの戦争を宣言した後、ベネズエラ近隣のカリブ海に世界最大の原子力空母であるジェラルド・R・フォード空母打撃群などを配備するなど、両国間の武力衝突リスクが高まる中で出てきた。
トランプ政権のこうした動きがニコラス・マドゥロ・ベネズエラ大統領への圧力を強化する狙いだとの見方もある。トランプ大統領は麻薬カルテル掃討を名目にマドゥロ大統領に圧力をかけてきたほか、前日に公開された米政治専門メディアのポリティコとのインタビューではマドゥロ大統領について「その日はもう長くない」と語った。
ロイター通信は「この措置は原油価格を押し上げ、米国とベネズエラの間の緊張をさらに高める可能性が高い」と伝えた。こうした報が伝わった後、米国西テキサス産原油(WTI)先物は21セント(0.4%)上昇の1バレル=58.46ドルで引けた。
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