マッケンジー・スコットが今年72億ドルを寄付し資産大半を還元

アマゾン創業者の元配偶者で小説家のマッケンジー・スコットが今年、10兆ウォン以上を寄付した。

9日（現地時間）、米日刊紙ニューヨーク・タイムズ（NYT）は、スコットが今年だけで72億ドル（約10兆6000億ウォン）を寄付したと報じた。累計寄付額は260億ドル（約38兆3000億ウォン）と集計された。

NYTは「スコットの総資産が400億ドル（約58兆8000億ウォン）と推定される点を勘案すれば、全資産の中で相当な比率を社会に還元してきたことになる」と伝えた。

スコットは世界的な慈善家として数えられる。とくにジェフ・ベゾス、アマゾン創業者との離婚以降、「使途を指定しない大規模寄付」により新たな形の慈善活動を象徴する人物となった。

スコットの主な寄付分野は、人種正義のために活動する団体だと伝えられている。ただし巨額を寄付しながらも使途を制限せず、団体が自律的に資金を活用できるようにしている。

スコットは「寄付総額はニュースで報じられる可能性が高い」としつつ、「しかしどんな規模であっても、今年コミュニティの中で人々が互いに示した思いやりに比べればごく小さな一部にすぎない」と述べた。