アッシュランドABCに侵入したアライグマが酒を飲み泥酔

米国バージニア州の酒類店で酒に酔って倒れたアライグマが見つかった。

4日、ニューヨーク・ポストやBBCによると、先月29日、米国バージニア州アッシュランドにある酒類店「アッシュランドABC」のトイレで、便器の横の床に大の字に伸びて眠るアライグマ1匹が見つかった。

アライグマは食肉目アメリカアライグマ科に属する哺乳類で、一般にアメリカのアライグマまたはアライグマと呼ばれる。とがった口先と、目の周りに入った太く黒い模様が特徴である。

倒れたまま眠っていたアライグマは、アッシュランドABC店舗の天井を破って侵入する過程で陳列された酒瓶を床に落としたうえ、床で割れて流れ出たウイスキーをなめて飲んだとみられる。

アライグマはその後、酒類店の通報を受けて出動したハノーバー郡動物保護施設に移され、数時間眠った後に目を覚ました。健康に大きな異常はないと伝えられている。

動物保護施設側は「天井タイル1枚を突き破って落ちてくると、完全に荒れ狂い、手当たり次第に酒を飲んだ」と述べ、「侵入が解決策ではないという点を学んだことを願う」と語った。