ピート・ヘグセス米国防長官(戦争省)は2日(現地時間)、米軍が「麻薬密輸船」と判断した南米籍の船舶を撃沈した作戦に関連して「われわれは今ようやく始めたばかりだ」と述べ、強硬姿勢を堅持した。

ピート・ヘグセス米国防総省(戦争省)長官。/UPI=聯合ニュース

ヘグセス長官はこの日、ホワイトハウスで開かれた閣議で「われわれは麻薬船を攻撃し、麻薬テロリストを海の底へ送ることを今まさに始めたところだ」とし、「彼らは米国民を中毒にしており、現在は攻撃する船を見つけにくいため小康状態にあるだけだ」と語った。

この発言は、最近物議を醸した米海軍の「2次攻撃」をめぐる戦争犯罪疑惑にもかかわらず、当該軍事作戦が正当であり今後も継続すると強調したものと受け取れる。

とりわけ9月2日のベネズエラ籍船撃沈当時、1次攻撃後に生存者2人を再度攻撃して射殺した事件について、ヘグセス長官は「自分は生存者を見ておらず、その状況は『戦争の霧(fog of war)』の中にあった」と釈明した。

ヘグセス長官は「1次攻撃の後、自分は次の会議へ移り、その後に司令官が追加措置を取った事実を知った」とし、「司令官はそうする完全な権限を有しており、ブラッドリー提督は船舶の沈没と脅威除去のために正しい決定を下した」と強調した。

続けて「われわれは困難で複雑な状況で判断を下す司令官たちの側に立ち、今回の事例を含むあらゆる攻撃作戦で彼らを支持する」とし、「彼らは米国民を防衛する任務を忠実に遂行しており、われわれは彼らが正しいことをしたとみている」と述べた。

先にホワイトハウスは、当該2次攻撃の命令がフランク・ブラッドリー海軍提督の判断に基づき下されたものだと明らかにしていた。

一方、ヘグセス長官は米海軍の公海上における民間船舶攻撃が「武力衝突状況」とは見なし難いとする一部の主張に対し、「当該人物らは米国が指定したテロリスト集団の所属だ」とし、「アルカイダやISISを逮捕して縛るのが正しいのか、それとも物理的に対処すべきなのか」と反問した。

これに関連して、キングズリー・ウィルソン国防総省報道官も同日、自主ブリーフィングを通じて「今回の作戦は米国法と国際法の双方に従って実施され、すべての措置は戦時国際法を厳格に順守した」と主張した。

報道官は「ブラッドリー提督が麻薬テロリストの船舶を完全に破壊するため追加攻撃を指示した決定は、法的に明確で古くからの権限に基づく」とし、「ヘグセス長官もこの追撃に100%同意している」と付け加えた。

米海軍は9月以降、カリブ海および東太平洋で計21回にわたり麻薬運搬の疑いがある船舶を攻撃し、このため80人以上が死亡したとされる。

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