ドナルド・トランプ米国大統領が約5時間にわたりソーシャルメディア(SNS)に160件の投稿を連投した。
3日付の英メディア、ガーディアンなどによると、トランプ大統領は2日(現地時間)米東部時間の午後7時9分から11時57分まで、自身が設立したSNS「トゥルースソーシャル」で160本の投稿を行った。
投稿の相当数は自身の反対派を狙い撃ちした内容だったとみられる。具体的には、マーク・ケリー上院議員(民主・アリゾナ)に向けて「間違った行動をしたし、彼らもそれを知っている」と非難した。
ケリー上院議員は、自身を含む6人の野党議員らとともに、先に軍人に対しトランプ大統領が下す「違法な命令」を拒否するよう促した経緯がある。
トランプ大統領は支持層の結束を狙ったとみられ、保守系メディアのフォックスニュースや論客ベニー・ジョンソン、極右系の陰謀論者アレックス・ジョーンズなど右派色の濃い人物のコンテンツも共有した。
自画自賛の色合いが濃い投稿も多かった。バイロン・ドナルズ下院議員(共和・フロリダ)がトランプ大統領を持ち上げる動画が2度も投稿された。「歴代最高の大統領」というコメントも含まれた。
投稿は一時、1分に1件以上のペースで上がる場面もあった。この日示した速度と規模は、トランプ大統領が過去にSNS上で見せてきた強硬な動きとも次元が異なる水準だったというのがガーディアンの評価である。
日付が変わるころにSNSでの活動を一時停止したトランプ大統領は、朝早くから再びジョージア州知事選とテネシー州下院選での共和党支持を呼びかけ、SNSでの活動を再開した。
トランプ大統領は「トゥルースソーシャルが最高だ。どんなものも追いつけない」という投稿も2度にわたり上げた。
ガーディアンは「最近、日中の公式行事で居眠りする様子が目撃されるなど高齢や体力をめぐる論争が続いているが、SNS上では疲れの色は見当たらなかった」と述べた。