26日(現地時間)に香港郊外のアパート団地で発生した火災による死者が55人に増えたと海外メディアが報じた。今回の惨事で279人に達する行方不明者が発生したものの、火災発生からまる一日が経とうとする時点まで追加の救助の知らせが届かず、史上最悪の人的被害に拡大する懸念が出ている。

火災が発生した香港・大埔のワンフォックコート集合住宅。/ロイター聯合ニュース

27日にAFPやロイター通信などの海外メディアを総合すると、香港北部のタイポ(Tai Po)地区にある32階建ての集合住宅団地「ウェンフクコート(Wang Fuk Court)」で発生した火災により、この日午後までに計55人が死亡したと集計された。犠牲者の中には消防士1人も含まれた。

このほか60人余りが負傷して病院に搬送された。負傷者のうち16人が危篤で、25人が重傷を負った。行方不明者は279人で、消防当局が昼夜を問わず捜索作業を続けているが、この日午後1時まで追加の救助の知らせは伝わっておらず、香港史上最悪の人的被害として残る懸念が出ている。

香港では1997年の英国からの主権返還以降、2008年にモンコックのナイトクラブで火災が発生し、4人が死亡、55人が負傷した。当時も今回と同じ5級(最高等級)の警報が出された。英国統治時代には1948年、5階建ての危険物保管倉庫の1階で爆発が発生し、176人が死亡した。1996年11月にはカオルーン地区のビル火災で41人が死亡し、81人が負傷した。

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